DMG森精機ドリームコンテスト技能賞受賞頂きました🏆

DMG森精機主催ドリームコンテストご存じでしょうか? 今年で15回目になる全国の加工会社が技術を競う大会です。

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「T-REX HEAD」が、造形加工部門にて技能賞を受賞致しました🏆

hyperMiLL(CAD/CAM)を導入して約3カ月半。うちの若手が頑張ってくれました。

モデリングはZbrush2021とRhino6.0を使用致しました。締め切りの前日に完成しギリギリ応募に間に合いました(汗)

コロナの中、気持ちが滅入るのを忘れて没頭できるものがあって感謝でした。モノづくりの楽しさが伝われば一番嬉しいです。

今回は挑戦できただけでもよかったと思っていた所、技能賞までいただき嬉しく思いました。でも、次はもっと上を目指して挑戦し続けたいと思っています。

いつもは、お客様から依頼されたものを作る仕事、それも大事ですが、仕事の中で挑戦と楽しみ、そして、目標を持つことが成長する為にとても大切だと感じています。

  • 今回は少しだけ、作り方紹介 。
    Zbrushはとても楽しいソフトです。映画とかでも使用されるモデリングのソフトです。 社長の私が20年前3studioMAX(現3DMAX)やLight waveといったCGソフトを使ってました。その頃、複雑なモデリングには知識が必要でパソコンの性能も低いためとてもモデリング作業はとても大変でした。しかし、時代は流れ、このZbrushは初心者でも早い段階で複雑なモデリングをする事が可能です。なんと素晴らしい時代になったのかと。まさに粘土をこねこねする感じで。楽しいですよ。
    受賞作「T-REX HEAD」は、始めはこんなボールから作っていきます。

  • ボールをくっつけたり、こねこねして少しづつT-REXの頭部を形づくっていきます。実際の化石の頭部の骨の写真をベースに盛り付けしていきました。
  • ある程度、形が出来てきました。今度は皮膚を作っていきます。
  • 睡魔と戦いながら、皮膚を作っていきます。今回はイグアナの写真を観ながら地道にコツコツと
  • 皮膚が出来たら、形を微調整して、眼球と舌と牙をつくったら、ほぼ完成です。
  • こんな感じになりました。

実際、加工する為には、そのままのデータでは、加工は困難です。CAD/CAMの処理能力を考えてデータサイズや形状を微調整、最後に加工パスなど、色々な問題があります。

今回は肌の質感を出すのに苦労しました。
加工パスはもっと大変だったと思います。でも、かなりいい感じかなぁと。N君 Good job!です。
授賞式楽しみです。後日、投稿致します。
社長でした。